学童に入れる?入れない?メリットデメリットと料金と行かない時の事も考えてみた
小学校に行くようになったら学童に入れるべき?入れなくても大丈夫かな?
もう小学生なんだから学校から帰って来て1-2時間ならなんとかなりそうだけど、それ以上の1人の留守番はちょっと心配。
でも毎日1-2時間のために何千円もかかるのは少しもったいない気もする…。
働くママの悩みどころですよね。
そこでこちらでは学童を利用する私から小学校入学で学童を利用するべきか悩める働くお母さんにこちらをご紹介したいと思います。
✔ 学童保育のメリットとデメリット
✔学童保育の利用料金の相場
✔学童に行かないを選んだらやっておきたいこと
学童保育に入れるかどうか迷ってるママの答えが見つかりますように(*^-^*)
目次
学童に入れるか入れないか迷うママへの提案
まず結論から申しますと迷っているなら学童保育を利用しましょう。
理由は2つあります。
1つ目は学童って途中入所が難しいんです新年度からだと低学年は優先的に入れてくれるんですが、定員いっぱい受け入れているところが多いので途中からの申し込みだと入れないことが多いです。
学童ってお稽古事のように入会金もないし、途中でやめてもペナルティもないのでどっちにしようか迷っているならまずは学童を利用してみる。
もし必要ないと思ったら退所する。この方が間違いないです
2つ目は1人で過ごす時間の不安がなくなります
1年生の下校時間ってめっちゃ早いんですよ。
これは娘が通う公立小学校の4月の予定表。早い時は11:40、ほとんどの日が13:10下校です。
ということはママがフルタイムだとしたら・・・
毎日3-4時間は1人で留守番することになります。
でも…
小学校ってこれまでの園生活とは全然違うので、子供は思った以上に疲れて帰ってきます。
しかも帰ってきたら宿題もやらないといけません。
あとは台風や嵐の時。カッパを着ても傘をさしても帰ってくるとずぶ濡れ。
この辺なんて田んぼに足をツッコんでドロドロの靴のまま帰っている子も見かけます(´▽`*)
そんな中でいきなり1人で半日のお留守番…ちょっと心配ですよね。
あと学校って天気などで突然、早下校になることがあるんですが、学童なら(学級閉鎖などを除けば)突然の早下校にも対応してくれます。
特に2020年3月からのコロナウィルスでの一斉休校の時も朝から1日預かってくれたので本当に助かりました~(´▽`*)
実際に学校生活が始まると想定外のことが色々出てきます。
なのでどうしようか迷っているならスムーズに学校生活に慣れるという意味で、まず預けてみては?
学童はいつでもやめられるので入れてから判断しても遅くないと思いますよ。
学童保育のメリットとデメリット
学童を利用して5年
あえてデメリットと言えば料金がかかるくらいしか思い当たらないほど、本当に利用して良かったと思うことばかりです
そこで民間学童、公立学童の両方を利用した私が思う、学童保育のメリットとデメリットをまとめてみました。
学童に行ってて良かった7つのこと
1:安全に見守ってもらえる
一番のメリットはやっぱり仕事している間、安全な場所で大人の目で責任をもって預かってもらえることでしょう。
特に震災が起こった時は心強いです。
2:クラスを越えてお友達が出来る
幼稚園組で同じクラスになったことがない子とも仲良くなることができました。
特別支援学級の子もいましたが、分け隔てなくみんなと仲良く遊ぶことが出来ています。
3:違う学年の子とも交流できる
学童では学年の違う子供達とも同じ部屋で過ごすんですね。
ウチは一人っ子なので普段は年下の子やお姉さんたちと接する機会はあまりないので、それもいい勉強になってます。
4:宿題をやってくれる
学童では約30分のお勉強タイムがあるので宿題はその時間にやってきてくれます。
先生達は見守るだけなので丸付けとか指導はしてくれないけど、家に帰ってきた時に全部終わっているので超助かってます。
5:お楽しみイベントがある
毎月のお誕生会やクリスマス会、また年度末にはお別れ会などさまざまなイベントがあります。
毎月の誕生会ではちょっと豪華なおやつや誕生月の子はプレゼントがもらえたり、年度末には進級祝いとして豪華なご飯付のパーティーをしてくれます。
もちろん学童の利用料金内でやってくれるので料金を徴収されることはありません。
6:長期休みは朝から夕方まで預かってくれる
子供は夏休みや冬休みになっても大人はいつも通り仕事にいかなくてはなりません。
そんな長期休暇の時でも朝から夕方まで預かってくれるのでとても助かります。
7:夏休みのプールにも連れて行ってくれる
夏休みになると学校にプールに行く日が決められています。
学童に行く時プールバッグさえ持たせていればプールの時間になったら先生達が決められたグループ毎に子供達を送り出してくれるので安心です。
学童保育でデメリットと感じる5つのこと
一番のデメリットはお金がかかるところ
他のデメリットをあえて言うなら、この辺ですね。
1:学童保育の中でお友達ともめてしまうと面倒
どうしても毎日同じメンバーになるので、気の合わない子同士はしょっちゅうケンカすることも。
その度に先生が入ってきちんと仲裁はしてくれるけど、あまりに多いとちょっと子供がかわいそうになることがありますね。
2:感染病が流行るともらいやすい
学童も集団生活。しかも学校に比べて子供達同士の距離が近いので、感染症にかかりやすいということもあります。
特にインフルエンザが流行っている時は学級閉鎖レベルの学年の子や兄弟がインフルエンザになっている子と過ごすこともあって、正直ヒヤヒヤです。
3:集団生活の我慢がストレスになることも
学童に行く子は放課後家に帰る子供と比べるとどうしても我慢することが多くなります。
特に途中から学童に行くようになった子はゲームができなかったり自由な時間が減るので「学童行きたくない」って言う子は多いです。
4:長期休暇は毎日お弁当を作らなくてはいけない
夏休みや冬休みなどの長期休みの時は必ずお弁当を作って持たせます。
幼稚園ママにしたら大したことないのかもだけど、保育園ママは毎日お弁当なんて作らないから慣れるまではちょっと大変でした
5:保護者参加の行事がある
娘が通う学童では年に1回、保護者での学童の一斉掃除日があります。
また他の学童では父兄も参加するイベントを開催するところもあって、せっかくのお休みにちょっとめんどくさいこともあります。
学童の利用料金の平均はどのくらい?
次に料金的なことも気になりますよね。
ちなみに我が家が通ってる公立学童の1カ月の利用料は9,000円です。(おやつ付きです)
これって妥当なのか高いのか?
そこはわからないので厚生労働省が令和元年に23,620の放課後児童クラブを対象に行った実態結果を見てみました。
出典:厚生労働省:令和元年(2019 年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況
1位:4,000~6,000円未満
2位:6,000~8,000円未満
3位:2,000~4,000円未満
なんと4,000~8,000円が半数以上!
9,000円てごく普通かと思ってたけど、ちょっと高めだったんですね~。
あとは比較的どの地域も公立の学童の方が安くて、民間が高め。
民間学童は英語や学習塾などそれぞれオリジナリティのあるカリキュラムがあるのが特徴だけど、その分公立学童と比べると4,000円~6,000円ほどお高いところが多いですね。
カリキュラムが充実してるから10万円でも安いっていうママもいて、高いと思うか、安いと思うかは人それぞれ。
でも公立学童は比較的安いし、安全に色んな経験ができることに対しての安心料だと思ってます。
やっぱり学童に行かせたくない場合は
でもやっぱり学童には行かないでなんとかしたいというママもいるでしょう。
それなら1人の時間を少しでも安心して過ごせるような工夫をしてあげるといいですね。
ひとりでも行ける習い事をする
家の近くまで送迎バスが来てくれるとか、歩いてすぐの場所でやっているなど1人でも行ける習い事に通わせてみるのも1人留守番の時間を少なくするひとつの方法です。
ただし車通りが少ないとか、ちゃんと家の鍵を管理するなどを確認してくださいね。
夏休みなど長期休みだけ学童を利用する
毎日のことはもちろんだけど、やっぱり長期休みはさらに心配ですよね。
それなら夏休みなど長期のお休みだけ預かってくれる学童を利用してはどうでしょう。
割高にはなるけど、丸一日見守ってもらえたら安心して働けますよね。
留守番ルールをしっかり決める
ずっと家にいるならお留守番ルールをしっかり決めましょう。
ウチも2年生の時にいざと言う時のためにお試しで1人留守番を数時間させてみたんだけど、これが大失敗(笑)
「あー、そうきたかー」みたいな想定外のことが色々起こりました。
なので多分大丈夫と思わず、一度お試ししてみることをおすすめします(´▽`*)
あとは近くにおじいちゃんやおばあちゃんがいればそちらにも協力をしてもらうのもアリですね。
学童に入れるか入れないか問題!メリットとデメリットまとめ
自分が働くために子供を学童に入れる。
そう思ってしまうとなんだか不憫に思ったり、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。
でも学童には楽しいこともいっぱいあるし、色んな良いところがたくさんあります!
どちらがいいかはそれぞれの家庭環境や子供の性格など色んな要素によって変わるけど、子供の安全を考えるなら指導員の目がある学童の方が安心なので、迷っているならまずは入所して様子を見てみたらいいと思います。
1万円は高いと感じるかもしれないけど、週5の「寺子屋風子ども学園」だと思ったらどうでしょう。
下の子と遊んであげたり上のお姉さんに勉強を教わったり違う年齢の子と関わったり、きまりや時間を守って行動することができるし
おやつが出て、本も読み放題、ボードゲームとかオセロ・囲碁・将棋なんかもできるようになったりするので、遊びと集団生活が学べる場と考えたら妥当だと感じてますよ。
是非お子さんの気持ちや状況を一番に考えて、学童に入れるかどうかを決めてくださいね。