2017/10/20

さくらんぼ計算とはなんぞ?このやり方はいつから始まった?

 

学校から配られたおたよりに算数学習について、これからは「さくらんぼ計算」で答えを求めるように進めていきますと書いてありました。

ん?さくらんぼ計算って何?

 

私が小学生の頃そんな計算方法で足し算したっけ?

してないよなー(○ ̄ ~  ̄○;)ウーン…覚えてないだけ?w

 

でもとにかく学校はその方法で教えるって言うんだからやり方がわからないと子供に聞かれても困っちゃいますからね。

 

そこで今回は小学校の算数の授業で取り入れられているさくらんぼ計算について調べてみました。

 

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さくらんぼ計算とは一体何?

まずさくらんぼ計算というのは繰り上がりのある足し算を10のまとまりを作って「10といくつ」で答えを求めていく計算方法です。

 

具体的にはこんな感じ。

足される数(左の8)が10になるように、足す数(右の3)をさくらんぼのように分解して計算していくんですね。

 

このように分解した数をさくらんぼのように書くことから名付けられたとも言われています。

 

初めて聞いたけど女子好みのキュートなネーミングですね^^

 

さくらんぼ計算の基本的なやり方

では具体的にさくらんぼ計算を使ってどうやって答えを出していいくかを説明してみます。

子供がつまづいた時のアドバイスも併せてご紹介していきますね。

 

問題は【8+3=】でやってみましょう!

 

①まず足される数【8】を10にするためにはあと【2】と考える

8はあといくつで10になるかな?

みぃ

 

②【3】を2と1に分けます

じゃあ、3は2といくつに分けられるかな?

みぃ

 

③10と1で11⇒答えは11

8と2で10。じゃあ10と1でいくつになるかな?

みぃ

 

 

さくらんぼ計算はムダ?できないとヤバイの?

でもさくらんぼ計算って大人から見るとちょっと複雑で面倒なやり方に見えますよね。

 

確かに先輩ママに聞いてみるとさくらんぼ計算が始まった途端、計算が遅くなったとか混乱して算数が嫌いって言いだして困ったとかいう話も聞きました。

だからちゃんと計算が出来ていればさくらんぼ計算なんて必要ないわって言う親御さんもいるんですよね。

 

まぁまだ1年生くらいだと指を折って答えを出すこともできるけど、それだともっと大きな数字になった時に指は足りなくなるし(笑)、計算を丸暗記してるともっと難しい割り算や概数になった時につまづいてしまうかもしれないんです。

 

だからさくらんぼ計算で解くまでの仕組みとか、どう分解したら10のまとまりを作れるかを考えて数を量的に理解して考え方を身につけていきましょうってこと。

できないとヤバイっていうよりも理解しておくと後々いいってことですね。

 

数を量的に理解してると言うのは例えば10を7と3にサッと分けられるとか、おはじきなどで見た時にぱっと7個の方が多いとわかるってことですね。

みぃ

 

さくらんぼ計算を身につけるには

でも慣れないうちは紙だけを見てやってみると【3】の下の【1と2】とか他の数字も目に入ってよくわからなくなっちゃうこともあるんですね。

 

そんな時は【3は1と2に変身した】というのをお菓子や消しゴムなどのアイテムを使って目で理解させるといいんですって!

 

例えば先程の8+3の場合。

お菓子を12個用意して8と3に分けておきます。

そして3個の方を1個と2個に分け、8個と2個を足して10。あと1個残ってるから合わせて11個になるという感じですね。

 

紙面上だとわからなくても実際にものを並べて分けてみると理解度がグッとあがりますよ。

 

POINT子供の能力は柔軟性に溢れているので、さくらんぼ計算も始めは理解できなくても物を使ってみたり、毎日繰り返し練習することでしっかりと身についていきます。

 

 

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 さくらんぼ計算っていつから始まったの?


ところで私達が小学校の時ってこんな風に繰り上がりの足し算を教えてもらいましたっけ?

もう何十年も前のことなので覚えてないだけかもしれないけど、私はまったく記憶がありません(笑)

 

そこでちょっと気になったのでいつからさくらんぼ計算が始まったのかを友人の子供達で調査してみました!

 

現在の子供の学年(年齢)/知ってるor知らない
社会人(25歳)/知らない
大学2年生/知らない
高校2年生/知ってる
高校1年生/知らない
中学3年生/知ってる・知らない
中学1年生/知ってる
小学6年生/知ってる

 

市町村によって教科書が違うせいか?若干の前後はあるけど知ってると知らないの境界線は今の中学3年~高校2年生あたり。

ということはさくらんぼ計算が始まったのは平成19年あたりの小学1年生からみたいです。

 

そっか、だから習った記憶がなかったのか~。( *´艸`)

 

さくらんぼ計算のメリットは?

正直さくらんぼ計算って賛否両論です。

というよりももしかしたら否定的な意見の方が多いかもしれません。

 

でもさくらんぼ計算を理解できるということは数を集まりとして考えられると言うこと。

10までの数をパッと分解したり合成したりできるようになるとビックリするくらいたし算もひき算も簡単に解けるようになるし、10が3つで30とか100が5つで500とか10とか100の集まり(単位)がパッとわかるとかけ算の理解度も早いんです。

 

それにこれから先、算数に限らずどんどん新しいことを覚えていくようになりますよね?

だから暗記だけに頼っていたり、既に覚えた一つのやり方に固執して他の考え方を柔軟に受け入れられないようだときっと子供にとってはプラスにはならないはず。

 

ついでにもう1つ!

やっぱり基本的に学校の方針には従うべきだと思うので、親としては先生の教え通りに子供ができるように一緒に頑張るしかないんじゃないかなって思います。

今から先生の言うことを聞かないで自分のいいと思う方法でやればいい!なんて思っちゃったらそっちの方が問題ですからね~。(;´Д`)

 

さいごに

学校での教えって時代と共に変わっていきます。

さくらんぼ計算だってここ10年程前から始まったけどいつまで続くかわからないし、もしかしたら数年後にはもっと合理的な他の繰り上がり算のやり方に変わっているかもしれません。

ゆとり教育みたいにね(笑)

 

でも今回さくらんぼ計算について色々調べて思ったのは、とにかく小学校1年生は学校で習ったことを復習したり何度もトライして!”やってみる”ことが大事なんじゃないかなと。

もうちょっと大きくなったら自分で色んな勉強法を見出して行くはずだからその時まではまず教えられた方法で一生懸命やるってことかなと思います。

 

だからさくらんぼ計算を知らないお母さん!

簡単な脳トレだと思って子供と一緒に勉強してみませんか?^^v

 

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Comment

  1. かえで より:

    これ、5の合成のさくらんぼ計算をさせる小学校もあるのですが、そのくせ2年生からは普通のひっ算をするんですよね。この方法で、混乱する発達障害の子たちは毎年苦労してます。そんな数の分解はここでせず、10の合成だけは徹底して覚えて計算は計算、算数は算数として概念もったほうが良いと実感しています。

    • みぃ より:

      かえで様

      はじめまして。コメントをいただきありがとうございます。

      さくらんぼ計算は子供はもちろん、大人も苦労しているという話をよく聞きますね。

      そしてあんなに苦労して覚えさせたのに2年生でひっ算が始まったら、さくらんぼちゃんはどこかに行ってしまった気もするので(*´Д`) かえでさんのおっしゃる通り10の合成さえしっかり理解していればいいような気もしますね。

      果たしてさくらんぼ計算に隠されたメリットがあるのか?ないのか?

      それはわからないし今後また別の方法が出てくるかもしれないので、親としてはその子に合った数字(計算)が理解できる方法を見つけてあげられたらいいですね。

      みぃ

  2. より:

    こんにちは。『さくらんぼ計算』で検索してこちらにたどり着きました。
    もしかして、私が発祥かも知れないです(笑)
    平成3年の勤務先の学校公開の時にこの授業をやりました。「繰り上がりを把握するために補数を見つける」のが目的です。「さくらんぼ」と呼び出したのは当時の子供たちでした。
    もとから暗算で計算できる子には必要がないことなんです。特にイメージで計算してしまう子には邪魔な知識でしょう。これは「今ひとつ繰り上がりについてピンとこない子が習熟できるための補助的な示し方」です。これで計算ができるようになった子も多いですので、一律これをやらなきゃというのとは違うでしょう。目標は習熟ですので、できるようになったらそのための手段や方法は手放して構いません。
    何しろ勤務2年目でこれを思いつきました。全国的に同じことを考えついた先生は多いと思います。
    考え方の違いは多々ありますよね。「計算できればいい」のか「数学的考え方で計算する」のかでも違ってきます。
    長々と失礼しました。
    ちなみに私は3年で教員を辞めました(笑)

    • みぃ より:

      晴 様

      はじめまして。みぃです。

      コメントをいただきありがとうございます。(*^^*)

      さくらんぼ計算は繰り上がりを把握するために補数を見つけるのが目的…なるほど。こういうわかりやすい言い方をされるとパパママ達もそんなやり方はおかしいとかめんどくさいとか言わないのかもしれないですね。

      確かに色々なやり方や考え方があるので晴さんのように臨機応変に子供達が理解できる方法を考えてくれる先生がもっとたくさんいたら子供達が楽しく勉強できそう^^

      3年で教員を辞められたとはなんとも惜しい!塾の講師などされたらきっと人気の先生になったのでは?!と勝手に想像しちゃいました。

      みぃ

  3. より:

    私はいま34歳で、もちろん小学生の時には「さくらんぼ計算」なんて言葉はありませんでした。
    娘がいま小学3年生で、算数が苦手なので教えるんですが、昔とやり方が違うので教えるのが難しいんです。なので、私も算数の参考書などを使って今さらながら勉強しています。

    さくらんぼ計算は必要ないという方もいらっしゃるようですが、いま改めて考えてみると、さくらんぼ計算の考え方って、そろばんで自然に使っているものなのです。まさに晴さんのおっしゃる「繰り上がりを把握するために補数を見つける」です。小学3年生では、そろばんも算数でやるようです。さくらんぼ計算が頭に入っていると、そろばんがスムーズに出来ると思います。そうすると暗算が早くできる。

    自分が使わないで習ってきたからといって、いらないと考えるのは、子供の考え方を狭くしてしまうのではないでしょうか。様々なアプローチで問題を解くことが出来れば、子供は算数が楽しくなると思います。

    • みぃ より:

      北 様

      はじめまして。コメントをいただきありがとうございます。

      本当に自分が子供の頃とやり方が変わってしまうと戸惑いますよね。

      でも北さんは参考書まで買ってきちんと今のやり方を理解して娘さんに教えててすごいです。なかなかそんな親御さんはいませんよ~。 お子さんは幸せですね。

      確かに否定するのは簡単だけど意味があるから変わったわけで、北さんのおっしゃるようにしっかりとさくらんぼ計算で補数が理解できていればそろばんはすんなり頭に入っていきそうな気がします。

      これからどんどん算数や他の授業も難しくなっていくのかと思うとちょっと怖いですが、子供が楽しく勉強できるようにサポートしあげたいですね。

      お互い頑張りましょう。

      北さん、ありがとうございました。

      みぃ

  4. 斎藤 より:

    「さくらんぼ計算は10の補数を見つけるため」とのコメントがありましたが、7+8の足し算を行うために、足し算の前に10-7=3と8-3=5の補数分解(という名の引き算)を2回やらせている、ということですよね?
    水道方式でも、タイル5個のまとまり、タイル10個で1本、というように同様な補数分解(という名の引き算)をやらせているようです。

    教える順番が「和が1桁(または10)の足し算→1桁同士の引き算(または 足し算の虫食い算 または補数分解)→和が2桁の足し算」ならそれで良いと思いますが、「和が1桁の足し算→1桁同士だが和が2桁になる足し算→引き算」の順に教えているなら足し算のために補数分解(という名の引き算)をやらせる、というのは正しいのでしょうか?10の補数分解は別としても8-3=5は補数分解ではなく引き算をやらせているのでは?

    ではどうするか?は私にも良くわかりません。水道方式では和が2桁の足し算の前に「1桁の足し算と引き算(5と10の補数分解)」を同時に教えているようです。
    足し算やる前にそろばんやらせるのも1案かも。ある意味、指折り数えるのも、さくらんぼ計算も、水道方式のタイル計算もそろばんに行きつきます。「読み・書き・そろばん」ですね。

    私の場合は和が1桁の足し算は指折り数えているうちに記憶したのだと思います。和が2桁になる足し算も同様だったはず。7にあと3を足したら10などとは頭の中でやってなかったと思います。

    • みい より:

      斎藤様

      はじめまして。コメントをいただきありがとうございます。

      計算を習得させる方法は色々あるんですね。
      恥ずかしながら水道計算は初めて聞きました~^^;

      確かにさくらんぼ計算は繰り上がりを把握するために補数を見つけるためのものとも考えられますが、算数ボックスの中にはタイルもあるので、斎藤さんのおっしゃる水道方式も同時に教えているのかな?という気もしますね。

      いまだにそろばん教室があるのもそういう基礎的なことを大事に考えているからかもしれませんね。

      果たしてどの方法が一番いいのか。

      それは子供によっても違うので、まずは色んな方法をやってみて一番ピンとくるものを選べるといいのかもしれませんね。

      私はさくらんぼ計算をしなかったけど、あといくつで10になる…と考えている気がします。(^-^;

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