【子供が勉強をやる気になる】勉強しない子供にかける言葉とストレスをなくす方法
休校中、なかなか勉強をやらない子供にイラッときてる。
きっと8割、いや9割のお母さんが感じているのではないでしょうか。
わかるよ、学校に行くから5時間とか勉強できるわけで、先生もいない友達もいない家で同じように勉強するのがムリなことくらい。
でもね、数ヵ月もロクに勉強しなかったら学校が始まった時、なーんにもわかんなくなっちゃってたら困るから心配して言っちゃう。
そう、それが親心ってヤツです。
そんな我が家もなかなか勉強しない娘にイラッとする日々が続いてたんだけど、冷静になって色々と方法を変えてみたら子供も前よりは勉強するようになって、お互いにイライラも少なくなりました。
そこでこちらでは我が家でやってみた休校中の小学生の娘が勉強する気になった方法ややる気を出させる魔法の言葉をご紹介。
さらに子供にイラッときた時にイライラを抑えてお互いがHAPPYになるコツをまとめてみました。
目次
子供が勉強をやる気になった5つの方法【女子小学生のケース】
放っておいたらなかなか勉強しない娘。
これじゃあいかんと思って、まず家でもちゃんと勉強するために5つの作戦を実践してみました。
1:自分でスケジュールを立てる【自主性を尊重作戦】
2:できたらあげる【ご褒美作戦】
3:親子で一緒にする【共有作戦】
4:できらた褒める【褒めて伸ばす作戦】
5:あきらめる
すると明らかに今までと【違い】が見えてきたんです。
では具体的にどんなことをしていったかを紹介しますね。
1:自分でスケジュールを立てる【自主性を尊重作戦】
まず1日のスケジュールを自分で立て直してもらいました。
学校って朝の会、1時間目、2時間目…給食、昼休みってスケジュールがきまってるじゃないですか。
だから基本的に家でもスケジュールの通りに行動するようにしようと話したんです。
ただ勉強時間は1時間30分、自由時間は約3時間(;´Д`)
できればもうちょっと勉強の時間を増やしてほしいんだけど、これが限界なんだって。
なのでそれ以上は求めず、とにかく自分で決めたルールだからこれだけは絶対に守ろう!という約束をしました。
POINT自分で1日のスケジュールを立てるべし。
2:できたらあげる【ご褒美作戦】
ちゃーんと自分で立てたスケジュール通りに勉強ができたら、ご褒美に好きなことができるというルールを作りました。
娘の言うご褒美はと言うと
●自転車に30分付き合う
●映えスイーツを作る
●夜一緒に寝る
●一緒に本を読む
●好きなYouTubeを30分見る
●お風呂で髪を洗わなくていいにする(笑)
まぁまだ小学校低学年だからご褒美もかわいいもんです。(高学年じゃこうはいかないよね)
でもこんな小さなご褒美でもちゃんと勉強したらもらえると思うと頑張ってやってます。
たくさんやった日はご褒美はちょっぴり多め。
逆に気乗りがしない日は勉強時間が少ないこともあるけど、そういう日はご褒美はナシとは言わず少なめに。大人だってそういう日あるから底は臨機応変に。
POINT目の前にニンジンをぶら下げたっていいじゃない
3:親子で一緒にする【共有作戦】
子供が勉強している時は私も勉強し、子供が遊ぶ時は一緒に遊ぶ。親子で時間を共有することにしました。
やっぱり子供が勉強してる時に自分はテレビを見てるとか、掃除でガタガタしてたらそりゃー子供もやる気にならないと思うんですよね。
それは遊ぶにしてもしかり。
ずーっと子供1人で遊ぶのなんて無理だから私も自分のやりたいことは諦めてとにかく子供と一緒に遊ぶ時間を作ることにしました。
じっくりと一緒に遊ぶ時間を過ごすとなんか子供も落ち着くみたいで、そのあとは結構1人で書いたり貼ったり見たり…1人で遊んでくれてます。
POINT手を止めて一緒の時間を過ごすべし
4:できらた褒める【褒めて伸ばす作戦】
勉強が終わったら必ず見る。そしてできたことを褒めます。
まず勉強が終わったら、すぐにチェックして間違いをその日のうちにやり直しさせます。
というのもあとからまとめて何問もやらせようとするともう文句ブーブーで全然やろうとしないですから(笑)
で、間違った問題はどこが間違っているかを一緒に考えるんだけど、そこで正解したら「ほら~、落ち着いてやればできるんだよ。」とか「やればできるじゃん」と一言褒めるんです。
そしてさらに正解だった問題を見て「これよくわかったね~。すごいじゃん。」とさらに褒めます。
褒め過ぎは良くないとか言うけど、我が家は褒められるとやる気を出すタイプなのでとにかく褒めます(笑)
POINT褒められて嬉しくない子はいない!
5:あきらめる
やる気のない日はムリにやらせても仕方ないので諦めます(´▽`*)
もうね、いくらやる気がない時に「やれ!」って言ってもムダなんですよ。
例えば全然ご飯作る気にならない日。そうは言っても作らなきゃいけないから一応は作るんだけど、嫌々作ったご飯てあんまりおいしくないですよね?
逆にこれ作ろう!これ食べたい!と思って気合を入れて作った日のご飯ておいしく感じません?
なんかそんな感じ(´∀`;)
やっぱ「気持ち」が乗ってるか乗ってないかで「結果」が違うんですよね。
どうせイヤイヤやった勉強なんか頭に入ってないから、どうしてもやる気にならない日は諦めて明日は頑張ろうね!と約束し、今日は読書とか縄とびあたりを代わりにやろうと言ってます。
POINTむりやりやっても意味がない。やる気がない日は潔くあきらめるべし
勉強しない子供がやる気になった魔法の言葉
勉強やれ~!なんて言わずに、自分から進んで勉強をする。
これが理想ですよね。
そこで今度はネットや本で【子供が勉強をやる気になる言葉】を調べ、色々試してみたら目の輝きが変わって勉強を頑張りだした言葉が見つかりました~。
すごいじゃん
わかりやすいストレートな誉め言葉。
さきほどの褒めて伸ばす作戦でも紹介した通り、「すごい」とか「えらい」というストレートな誉め言葉の効果はバツグン。
できたことや、やっていることを褒めてあげると気分が良くなって勉強しようって言う気が起きるみたいです。
○○ちゃんは早いな~
人よりも自分の方が勝っていると感じる言葉。
具体的には「○○くんのママに聞いたら全然プリント終わってないんだって。」とか、「この宿題は〇日までに終わればいいんだって。」と言った時。
私はやってるとか、誰よりも早くに終わらせてやろうと思うらしくガゼンやる気になりました。
もういいんじゃない?
勉強しなさいの反対の言葉。
基本的に子供ってあまのじゃくな生き物。やれって言われたらやりたくなくなるし、やらなくて良いと言われるとやろうとするんですね。
だから「今日はこの辺まででいいんじゃない?」とか「そろそろ疲れたんじゃない?」と、「勉強やれ」とは逆のことを言ってみたんです。
すると「まだやる!」とか「全然疲れてないし」と言ってもうちょっと頑張ろうとします。
そうなったらチャンス!気が済むまでやらせておきます(*´艸`*)
POINT押したり引いたりしながらしっかり褒めて、あなたのことを信じてるよって言う気持ちが伝わる言葉をかけてあげるとさらにヤル気がアップします。
期待してるという言葉が効果的という意見もありましたが、内向的で何事にもあまり自信がないウチの子はプレッシャーになるので逆効果。
子供の性格によってもやる気になる言葉は違います。
勉強しない子に言ってはいけない言葉
とは言え、ついついカッとなって口にして失敗した言葉もあります。
もうね、これを言ったら勉強やる気にならないどころか親子関係も悪くなるので絶対言っちゃ×ダメ×です。
●どうせ
どうせやってないんでしょ
どうせ明日もしないんでしょ
こういう言葉ばかり言われるとやる前から諦めてしまうようになります
●あんたなんか
あんたなんかもう知らない
あんたなんか嫌いだよ
自分は信じられていないんだと思うようになります
●○○になるからねっ
バカになるからね
先生に怒られるからね
これは脅し。脅しは子供は自由な発想やちゃんと説明する力をなくします。
やっぱりいくらカッときても傷つける言葉は絶対に言っちゃダメ。
こういう人格や能力を全否定する言葉を言われ続けていると「どうせ私は親に信頼されてない」と親に対して不信感をもち人間不信になったり、自己肯定感が低い人間になってしまうんだそう。
確かに毎日家族の健康を考えてメニューを考え、買い物に行き、どうしたら美味しく出来るか、どうやったら美味しそうに見えるかを一生券面考えてご飯を作っているのに
「もっと○○したらいいのに」
とか
「もっとおいしいご飯が食べたいなぁ」
なんて否定的な言葉を言われ続けたらどう思います?
私なら確実にぶちキレます( ̄д ̄)
しかも言われたことは忘れないからあとから態度を変えられたっって良い言葉を言われたってもう信じません。(根に持つタイプなもんでw)
親はいつでも味方あること、いつでも信じていることが伝わる言葉を言ってあげることが、子供をやる気にさせるのです。
お互いのストレスをなくすたった1つの方法
とは言ってもなかなか勉強しない子供を目の前にするとイラッときて、怒ったことも何度もありました(;´Д`)
でも怒ったところで子供は勉強なんて絶対にしないんですよね。
それどころか、キレてなにも言うことをきかなくなる。
そしてその姿を見るとさらに腹が立ってムカムカ・イライラするんですよね<(`^´)>
もうこうなるといや~な空気が流れ、お互い気分が悪くなってなんもいいことなんてありません。
だからとにかく怒らないようにしようと決めたんです。
怒らない方法はたったひとつ。
怒りたくなったら6秒グッとガマンするんです。
これはアンガーマネジメントって言う怒りの感情をコントロールするための心理トレーニング法なんだけど、怒りのピークって6秒と言われてるんですね。
だからカッチーンときた瞬間からとにかくグッと6秒間ガマンするんです。
私はめっちゃ導火線が短いので(笑)いつも頭に来ると秒で怒りの言葉を発してたんだけど、このはじめの6秒を我慢したら不思議なことに100あった怒りの感情は60くらいにおさまるんです。
すると自然と暴言も吐かなくなるんですよ~。
それに子供も私が6秒間黙っている間、じっと顔色を伺って今自分が言ったことを考えるみたいなんですよね。
すると今自分が言ったことを考えるみたいで、たまーに自分から謝ってきたりすることもあります。(たまにね)
子は親の鏡 まずは自分を変えてみる
あとは子供に話しかける時のトーンにも注意しています。
ヽ(`Д´)ノ まだ勉強しないの?!
っていうトーンで言えば
<(`^´)> わかってる!今からやるよっ!!
ってイヤ~な感じになる。
でも
(・ω・)ノ ねえねえ、そろそろ勉強とかしてみない?
っていうトーンで言うと
( ̄▽ ̄;) わかった。いまからやる。
くらいでおさまるんですね。
そう、先に自分がキツイ言い方をしてバリバリの戦闘態勢で向かって行くから、子供も同じような戦いの姿勢でキツイ言い方をしてくるんです。
こういうの【ミラーニューロン効果】って言うんですって。
簡単に言うと目の前の相手がどんな感情なのかを読み取って、自分もそれと同じ様な行動や気持ちになる伝染効果がある神経細胞脳の働き。
共感細胞、モノマネ細胞とも呼ばれています。
例えば仕事場でニコっと笑って「おはようございまーす」って言われれば、つられてこちらもニッコリして「おはよう」って言いますよね。
逆にニコリともせず仏頂面で「おはよう」と言ってくる人に、ニッコリ満面の笑顔で「おはよう」って言えますか?言えませんよね。
相手が笑ってるからつられて笑う。難しい顔をしてると笑顔は消える。
やっぱり目の前の人の行動によって自分の行動って変わるんですよ。
しかも子は親の鏡。
子供は親から多大な影響を受けるので、自分の接し方を変えれば子供の返し方は変わってきます。
そうすればお互いのイラッと度が減ってきますから。
【子は親の鏡】怒りのトーンで注意しない
是非試してみて~。
勉強をやる気になる方法と勉強しない子供にかける言葉~まとめ~
これは我が家の小学生低学年・おとなしめな女子・ひとりっ子の話なので、高学年の元気な男子には通用しないかもしれません。
ただ実際に子供が勉強をやる気にさせるためにこの5つのことをやってみたら、大分勉強する時間が増えました^^
2:できたらあげる【ご褒美作戦】
3:親子で一緒にする【共有作戦】
4:できらた褒める【褒めて伸ばす作戦】
5:やりたくない日はやらない【あきらめ作戦】
またこれに褒める・あなたのことを信じてるよって言う気持ちが伝わる言葉もかけてみたらさらにヤル気がアップしました。
休校中はずっと一緒だし、どこにも行けないしでホント大変です。
だから目の前で勉強もせずダラダラしてる子供の姿をみるとやっぱりイライラします。
でもそのイライラモードのまま子供に「勉強しなさい」なんて言っても絶対に勉強なんかしないし、お互い気分が悪くなるだけなんですよね。
子は親の鏡。
親が笑えば子も笑う!
だからまずはやる気になるような言葉で導いてみる。そしてお母さんはイライラモードじゃなく普通モード以上で子供に接してみましょう。
そうすると子供も勉強しようかな?って気になるし、お互いのイライラ度が減ってストレスのない時間が過ごせるようになりますよ。
ずっと家にいるのはストレスがたまるけど、ここは親も腹をくくってお家で子供と一緒の時間を楽しみましょう。
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