小学校の学校生活で起こる母の困ったをスッキリ

小1の1学期の通知表が全部【できる】でびっくり!二段階評価ってどんなもの?

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はじめて小学校からもらってきた通知表。

ドキドキしながら開いたら丸が並んでいるだけの通信表に衝撃を受けたTHE昭和の母です(笑)

 

だって私達の時代は1~5の数字評価。

だからできる・がんばろうのどちらかに丸がついている通信票をどう解釈したらいいのかピンとこないし、全員にこんなに甘くつけてるものなのか、見方がよくわからないのです(´ー`;)

 

そこで1年生の1学期の成績表の見方についてまとめてみました。

✔できる・がんばろうの二段階評価の通信簿はどうやって見たらいいのか
✔全部【できる】は普通なのか
✔がんばろうがあったらどうしたらいいか

しっかりと成績表から見える現実を読み取って二学期に備えましょう。

 

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小学一年生の1学期の通知表は二段階評価だった

まず1年生の1学期に娘がもらってきた通知表がこちら。

できる・がんばろう

評価は2つだけでなんとすべてが【できる】でしたっ

 

ただずっと5段階評価だった母にしたら

これはすごくいいのか?

それとも小1はみんなこんなものなのか?

どう解釈したらいいのかピンとこなかったので、まずは【できる・できない】評価の成績表の見方について調べてみました。

 

 

今の小学校の通信表の見方を理解しよう

学校からは通信表と一緒に「通信表の見方」っていうプリントにはこう書いてあります。

学習のあらわれについては1人1人の子供達の学習状況を、文部科学省から示された学習指導要領の観点別の目標に照らし合わせて見た時、どれくらい達成したかを評価しています。

 

文科省の学習指導要領?

早速文科省のホームページを見てみるとこうありました。

子どもたちに基礎的・基本的な内容を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力などの「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康や体力」などの「生きる力」を育むことをねらいとしています。

このため具体的には

1.教育内容を厳選し、習熟度別指導など一人一人の子どもに応じた「わかる授業」を行うことにより、基礎・基本を確実に習得させる

2.「総合的な学習の時間」などを通じた体験的・問題解決的な学習を行う

3.中・高等学校では、選択学習の幅を一層拡大し、生徒の興味・関心等に応じて、発展的な学習などを行う、

などの見直しが行われています。
文部科学省 ホームページより

つまりこの新しい学習指導要領が取り入れられたのは2002年度。

それ以降はこの学習指導要領を元にそれぞれの学校ごとに具体的な項目を設定して評価してるということなんです。

 

勉強・体・生活習慣など生きていく上で必要なことができているかを見てますよー的なことね。

みぃ

 

 

 

通知表の「学習のあらわれの観点別評価」とは

文科省の学習指導要領の説明は抽象的でちょっとわかりにくい(;´Д`)

そこで学校から成績票と共に配られた「通信表の見方」を見ると、文科省の学習指導要領に基づいて作成した「学習のあらわれの観点別評価」の4つの項目と具体的な評価内容が書かれていました。

 

① 関心・意欲・態度
「主体的に学習に取り組む姿」
授業への取り組み、授業のノート、ワークシートやプリント、レポートや新聞作り、発表の様子などで評価します。

 

② 思考・判断・表現
「課題を解決するために必要な努力」
授業中の活動(論述、発表や討論、観察実験とレポート作成)、テストなどで評価します。

 

③ 技能
「基本的・基礎的な技術の習得」
実技、作品、テスト、授業のノート、ワークシートやプリント、新聞作り、授業中の活動などで評価します。

 

④知識・理解
「基本的・基礎的な知識・理解の習得」
テスト、授業中の活動などで評価します。

 

これをそれぞれの教科ごとにわかりやすく文章にして、できる・がんばろうの2つの評価をしているというワケです。

ほうほう。二段階評価の○印の意味がちょっとわかってきた!

みぃ

 

 

 

小1の通知表は全部「できる」が当たり前?

ただやっぱり気になるのはキレイに「できる」に並んだ丸〇

小学校の成績表はずっと5段階評価だった私からしたら全部「できる」に〇がつくなんて、オール5と同じのようなもの。

 

1年生ってそんな甘くていいの?

それとも1年生でやることはすべて【できる】ことが普通なの??

みんなこんな感じなの???

とか思っちゃうワケです。

 

正直成績表のことって聞きにくいんですが(´∀`)

特に仲良しのママ友にそれとな~く聞いてみたら4人全員が「全部できる」だったんです。

やっぱみんな「できる」なのかー。

 

1年生の1学期はよほどのことがない限り「できる」になるっていうウワサはまんざら嘘じゃないみたいです。

みぃ

 

 

成績票の評価基準が変わって評価が良くなった?

全部「できる」なんて先生甘すぎない?ちゃんと見てるのかな

そんな気さえもしたので、もっと広く一般的にはどうなのかを調べてみたら今と昔では通知表の評価の仕方が違うので「オールできる」はそれほど珍しくないんです。

 

昔の5段階評価は「相対評価」

他の子との比較による評価。

クラスの中で自分はどのくらいなのかってことなので、出来る子が多いクラスであれば成績は低くなるしできる子が少なければ高くなります。

でもこれだとどういう部分が足りないとか、どうすれば良いのかということはほとんどわからないので今後何をどう改善したらいいかがわかりにくいってことですね。

 

今のできる・もう少しは「絶対評価」

目標に対してその子がどの程度達成できているかという評価。

これは先程紹介した文部科学省の定める学習指導要領に基づき、それぞれの学校で定めた評価基準をその子が達成できているかどうかを表しています。

そのためどういったところが基準に達していないかや、どうしたらいいかなどを把握することができます

 

絶対評価で全部「できる」になるって言うのは決して甘いわけでも適当なわけでもないってことなんですね。

一見二段階評価はわかりにくいと思ったけど、こっちの方が1年生の1学期にできていてほしいことができてますよとか、もうちょっと頑張った方がいいですよっていうのがはっきりとわかって良いですね。

みぃ

 

 

通知表の学習成績より気になった生活行動の記録

学習のあらわれについてはよくわかったけど、それより気になったのが行動の記録。

 

全部で10個の項目があるんだけど丸がついていたのは4個だけ

ということは…

友達のことを思いやり、親切に出来てないってこと?
生き物や草花を大事に出来てないってこと?
誰とでも分け隔てなく接してないってこと?

 

またしても衝撃を受けてしまったけど、これもそうじゃない。

どうやらどんなにしっかりした子でも全部に丸がつくことはなく多くても4-5個らしい。

それによーく見ると枠外にはこう書いてあります。

特によいあらわれ” 

 

決して思いやりがないとか、草木を大切にしていないというわけじゃないみたい。

ヨカッタ(´▽`)

 

 

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小学校一年の1学期の通信簿をもらった後にすること

どうやら小学生1年生の1学期の通知表は「できるorがんばろう(もう少し)」「〇or△」「AorB」などの2段階評価が一般的。

そして1学期は評価項目に現れない部分でも努力しているのでよほどできない場合を除いて「できる」になっているようです。

 

確かに幼稚園や保育園で楽しく遊んでた生活から一転、4月を境に自分のことはすべて自分でやり教科書を使っての勉強が始まり、家に帰ったら宿題とかもしなきゃならくなったんです。

そしてその慣れない環境の中、小さな体と頭をフル回転させて約4カ月頑張ったんです。

 

1年生から学校が嫌いになったり勉強が嫌いになったりしたら困るしね。

頑張ったところを褒めてやる気をださせるような評価方法になっていてもおかしくはないし、なにより学校は勉強だけじゃない!

楽しいことがいっぱいで人として学ぶべきことがたくさんあるところなんだからね(´▽`*)

 

ママは1学期がんばったねって、今【できる】ことをたっぷり褒めてあげましょう♪

みぃ

 

 

小1の通知表にもう少しがあったらどうする

ほとんどの子が【できる】になるのだとしたら【もう少しがんばろう】があった場合

「じゃあウチの子は出来てないってこと?」って思ってしまうと思うんですよね。

 

普段からウチの子は出来が悪いとか落ち着きがないと思ってるママならある程度納得はできるのかもしれないけど、塾に通っていてテストはいつも100点、宿題もかかさずやっていたら納得できないママもいるかもしれませんよね。

 

でも文科省の学習指導要領にはこうあります。

子どもたちに基礎的・基本的な内容を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力などの「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康や体力」などの「生きる力」を育むことをねらいとしています。

 

そう、これからの時代に求められるものは【確かな学力】【健康・体力】【豊かな人間性】

だからいくら勉強ができてもこういうところがあると、もう少しになっているのかもしれません。

● いつも字がめっちゃ汚い

● ものの使い方が雑

● 友達の答えや作品をバカにする

 

確かにその昔(私の小学校時代)いました、こういう子。

頭が良くていつも学級委員。でも「私はバカとは付き合わない」とか言ってた性格ひん曲がった子♀

しかも親まで「うちの子は頭がいいから、みんなと話が合わないみたいで」とか言ってて

親が親なら子も子だよっ ʅ(´-ω-`)ʃ

 

じゃーその子東大にでも行ったのかと言うとそうじゃない。

こんな田舎の小学校で頭がいいなんてその程度だし、本当に頭のいい子はそんな自慢なんかしないよね。

その子がその後どうなったかは知る由もないけど、そんな調子で大きくなってちゃんと会社や地域でお付き合いできてるんでしょうかね?

いくら頭が良くても人間らしく幸せに暮らすために大事なのは人間性ですよね。

 

…あ、つい話がそれてしまった(´ー`;)

本題に戻りますが…子供の小学校での生活や授業態度って知ることがほとんどできませんよね。

保育園の時はお迎えに行った時に遊んでる様子が見れたり先生に色々話を聞けたけど小学生になるとそういう機会が激減するから、ちゃんとみんなと仲良くしたり意見を交わしたり授業を聞いてるかが全然見えてきません。

 

その辺を先生が総合的に見て「がんばろう」とか「もう少し」をつけて教えてくれてるってことです。

だからこそ親は通信表の評価を見て学校の集団生活の中で自分の子がどう過ごしているのかを読み取ることが大事なのだと思います。

 

全部「できる」や「○」だったら思いっきり褒めてあげる。

「もう少し」「△」に丸があったら注意深く見て、怒らず早く改善できるように導いてあげる。

これが初めてもらう通信簿で親が子供にしてあげられることでしょう。

みぃ

 

 

一年生の1学期の通知表の見方~まとめ~

色々調べてみたてわかった今の小学生の成績表の見方。

●1年生の1学期は二段階評価が一般的

●特別なことがない限りほとんどが「できる」の評価

●成績だけではなく学習に対する態度や姿勢なども含まれる

●生活面はすべて「〇」とされることはない

 

学校によっても違うけど基本的にはできたことを褒めて自信をつけさせ、2学期からも楽しく学校生活を送らせるということを一番の目的にしてるということです。

だからお家ではできたことをたっぷり褒めて楽しい夏休みを過ごし、楽しく二学期が迎えられるようにサポートしてあげましょう^^

 

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